勉強を好きになるということ

 

最近、多くのご相談者の方々とお会いする機会が増えたのですが、ひとつの疑問が頭から離れなくなっていることに気付きました。

それは、子どもが家では全く勉強をしない!やゲームばかりしている!などの親御さんからの悲鳴とも取れるお悩みやご相談の数々。

もちろん、やらない!よりは、やってくれた方が良い!のは間違いないですが・・・

でも「どうすれば、子どもが勉強をするようになりますか?」という質問に対して、すごくすごく疑問に感じてなりません。

そっち?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、自分にとっては「子どもが勉強をする」ということより「なぜ、親御さんは勉強をするようになると思っているのか?」という方がとても気になります。

それは、そもそもそのスタートが間違っているように感じているのは自分だけなのでしょうか?

勉強をする=勉強が好きと定義するならば、好きになるような状況がこれまでに作れたのがどうか?が重要で、その状況のカギを握っているのが、一番身近にいる親御さん(関わるおとな)からの動機付けではなないのかな?と思っています。

つまり、親御さんがこれまでに勉強が好きになるように促すことが出来ていないのであれば、そのお子さんが勉強を好きにならなくても不思議ではないということになります。

子どもは親御さん(関わるおとな)の背中を見て育ちます。
自分で何かを勝手に学んできて好きになるのではありません。

音楽が大好きな親御さんのご家庭のお子さんが音楽を好きになることは想像がつきやすいかと思います。
それと同じようにご家庭に正しく学ぶという思考が存在すれば、学ぶことはごく自然に求める様になる可能性が高くなるとことになります。

だから、そのような環境がなかったご家庭のお子さんが、勉強を好きにならなくても「当たり前」なのではないのかな?と思えてなりません。

皆さんはどう思われますでしょうか?

 
最終更新日:2023/05/07(日)15:40

関連コラム

 
 
 

ご支援のお願い

久遠をご支援いただく方法には、下記の3つの方法がございます。

 
 

3.協働事業でのご支援

寄付や助成などでのご支援はもちろんのこと、それ以外にもリアル対話会などを開催するための会場やエニースクールのまなび舎。
他にもあなた自身が持つ専門職などの知識や経験をまなびのアップデートのためにご指導いただくという形でのお力添えなども協働事業としてのご支援となります。

ページTopへ